ONE@TOKYO
セメントと木材が織りなす斬新なデザインのホテル
著名な建築家である隈研吾は、セメントなどの工業用素材と木などの自然素材を使ったユニークな外観と内装を持つ新しいホテルを設計した。このホテルは、軽工業が発展した押上地区にある。
隈は、説明する。
「セメントと木の板を組み合わせたファサードは、町工場の立ち並ぶヒューマンでラフな下町を想起させ、露しの天井と構造用合板を組み合わせた1階のインテリアは、従来のホテルのイメージに変わる、下町的な空気感を生み出している。一階は、レセプション、レストラン、バーがひとつの古材でできたカウンターによってインテグレートされ、大きな建具を解放すれば、前面の路地とロビーとは一体の空間となる。町に開かれ、コミュニティと一つになるホテルこそがホテルの未来型であると考えた」。
客室は、ミニマリストで機能性を追求した「スタジオ」、アーティストのアトリエをイメージした「アトリエ・スイート」、本好きの私的な書斎をイメージした「ライブラリー・スイート」など。
木々や緑に囲まれたルーフトップラウンジからは、東京スカイツリー®が間近に見える。
ONE@TOKYO ワンアットトウキョウ (2021年7月19日までクローズ)
東京都墨田区押上1-19-3
TEL 03-5630-1193
ACCESS 東京メトロ、都営&東武 押上
FACILITY カフェ
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