新作! Double Maison, Y.&Sons, Kimono by Nadeshiko
やまとが各ブランドの2022年秋冬コレクションを発表
2022年7月、やまと本社で同社が展開するブランド、ドゥーブルメゾン 、ワイ アンド サンズ、キモノ・バイ・ナデシコ などの2022年秋冬シーズン新作展示会が開催された。
DOUBLE MAISON ドゥーブルメゾン
ドゥーブルメゾンは、コロナ禍のため神楽坂の路面店をクローズしているが、今秋から待望の再開! 秋冬のコレクションテーマは「Gift」。新作として、イギリス人鍛冶屋ジョン・リバー(John Leavers)が1813年にノッティンガムで発明した織機で作った、華やかな模様のリバー・レースを贅沢に使った振袖や、サテンの袴が登場。
リバーが発明した織機はすでに製造を終了しており、これまでに製造された織機はアジアおよびフランス北部のカレーとコードリーに現存している。ドゥーブルメゾンのリバー・レースはフランス製だ。
やまとによると、ドゥーブルメゾンの白いレースのきものは成人式だけでなく、結婚式で花嫁が着るケースも少なくないそう。
袴は、ウエストベルト部分は太く、帯を結ぶ必要がない着やすいデザイン。通常、袴のリボンは前だが、この袴はリボンが後ろについている。きものだけでなくブラウスなどの洋服のトップスとも相性がよく、1枚持っていると便利なアイテム。白と黒の2色展開。
KIMONO by NADESHIKO キモノ・バイ・ナデシコ
「おもちゃ箱」が2022年秋冬のシーズン・テーマ。恐竜、くま、バルーンアートをモチーフとした帯留め、馬柄の裏地の模様など、着る人が楽しくなるアイデアをいくつも取り入れた。コーディネートではパーカータイプのインナーと合わせてスポーティに着こなす提案も。
Y. & SONS ワイ アンド サンズ
ワイ アンド サンズは、「メンズきものテーラー」をコンセプトにし、約2週間で仕立てるきもののブランド。機屋に直接、生地のオーダーをする産地との密な取り組みや、洋服のアパレルメーカーとのコラボレーションを展開している。2022年秋冬は、新潟県の十日町紬(とうかまちつむぎ)や片貝木綿(かたかいもめん)を使用。また、人気ブランド「オーラリー」とのコラボで、「オーラリー」のオリジナル生地を使った、きものにも洋服にも羽織れる袖ぐりの広いコートなど、モダンなアイテムが揃っている。
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