東急歌舞伎町タワー / Tokyu Kabukicho Tower

新宿・歌舞伎町にホテルとエンターテインメント施設からなる東急歌舞伎町タワーが2023年4月オープンした。

地上48階、地下５階、塔屋１階、高さ約225mを誇る国内最大級の複合施設だ。

アートと娯楽が盛り上げる! 東急歌舞伎町タワーがオープン

タワー・ビルディングの２階にはネオンが煌めくフードコート「新宿カブキhall～歌舞伎横丁」がある。ここには、屋台村のように10軒の居酒屋が軒を連ねる。北海道から九州、沖縄までの日本各地ならびに韓国の名物B級グルメがメニューに並ぶ。テーブル席は合わせて1300席だ。

地上3階、4階は劇場や映画館、ライブホール、さらに「namco TOKYO」といったアミューズメント施設などエンターテインメント施設が占める。

18から47階が宿泊施設で、東急ホテルズが運営する2つのホテルブランド、ライフスタイルホテルHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL HotelとラグジュアリーホテルBELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel が入居している。

東急歌舞伎町タワーの大きな特徴は、館内に多数のアートが展示されていること。

参加アーティストは写真、映像を含む現代アート、音楽、ファッション、書などの分野の全26組。世界的に有名な荒木経惟、森村大道、川内倫子らが含まれている。彼らが歌舞伎町の歴史、文化をテーマに制作した作品が施設内に点在する。

また、18〜38階を占めるHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotelにはアーティスト3人が内装を手がけた全9室のアートルーム「GROOVE ROOM」がある。

新しい新宿の顔の登場で、日本人のみならず海外観光客を呼び寄せるのは間違いない。

東京都新宿区歌舞伎町1-29-1