山の上ホテル
アールデコ様式に囲まれて、文化香るステイと天ぷらを堪能
「文化人の御用達」として知られるこのホテルには、川端康成、遠藤周作、三島由紀夫など日本の主だった小説家が好んで執筆中に滞在した。時間がゆっくりと流れ、大都会にいることをたやすく忘れさせる静かな場所だ。
このアールデコ様式の建物は1936年にウィリアム・メレル・ヴォーリズによって設計され、35室の客室を提供している。2019年に改修工事を実施し、水回り、吸排気などの設備をアップデートしたが、一方で、内装はヴォーリズの竣工図面や写真を元に復元し、家具もまた、オリジナルの形に修復し、かつてのホテルの姿を取り戻させた。床や階段のタイルの模様や、ランプシェードのデザインなど、そこかしこに本物のアール・デコスタイルを目の当たりにすることができる。
また、このホテルは天ぷらのレストランが有名。四季折々の野菜や刺身でも食べられるほど鮮度が高い魚介を使い、野菜は低温で魚介は高温でとその素材に合った温度で揚げる。日本橋、六本木、銀座にも支店がある。
山の上ホテル
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL 03-3293-2311
ACCESS JR 御茶ノ水、東京メトロ 御茶ノ水
FACILITY レストラン: 日本料理 (天ぷら、 鉄板焼き)、
中華料理、 フランス料理、カフェ、ワインバー、バー、ショップ
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