とらや 「和菓子でめぐる春夏秋冬展」を赤坂店で開催
四季おりおりの和菓子の美しいデザイン
とらやが、赤坂ギャラリーにて「和菓子でめぐる春夏秋冬展」を開催中(〜9月10日)。
茶道が流行り始めた室町時代は木の実や海苔などを合わせていたそうだ。江戸時代半ばになって、華やかな色や形の和菓子が誕生。茶道の発展とともにバリエーションが増え、また洗練されていった。抹茶には濃茶と薄茶があるが、主に、濃茶には生菓子を、薄茶には干菓子を合わせる。
この展覧会では、当時誕生したとらやの美しい生菓子の中から約200点の意匠を目の当たりにできる。こうした菓子の数々は、まさに季節を表現した食べられるグラフィック・デザイン。
例えば、ナスをモチーフにういろうで作った「なすび餅」、2色の餡を葛で包んだ涼しげな「水仙夕涼み」など、季節が具象的にあるいは抽象的に表現されているのがわかる。
江戸時代の見本帳に描かれている生菓子から、令和に創造されたものまで、美の表現を目の当たりにしてみたい。
とらや 赤坂ギャラリー
東京都港区赤坂4-9-22 とらや赤坂店 地下1階
期 間 : 〜2023 年9 月10 日(日)
休館日 : 5/8 (月)、5/31(水)~6/6(火)、7/6(木)、8/6(日)、9/6(水)
時 間 : 9:30~18:00
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